巨人の星を思え 巨人の星に願え
12月12日を忘れてはならない
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すっかり動画と配信がメインと思われつつある僕ですが、元々はこのブログでチェンクロ解説記事を書き始めたのがスタート。とは言え解析も出尽くした上に実機も買っちゃったので、チェンクロで語りたい内容は配信と動画で大体やれててブログは放置気味でした。今後は稼働記事＋簡単な機種紹介をブログでやっていこうと思ってます。
栄えある稼働記事一発目に選ばれた機種は、そう皆さんご存知『パチスロ 巨人の星(5.9号機)』。
全国販売台数たったの1000台、2018年12月3日導入、6号機時代真っただ中に5.9号機A+ARTで出してくるセンス、そしてビックリするほどの低クオリティと目を疑いたくなるような低スペック。コイツを世にお出ししたサンセイの勇気を褒めたい所ですが、ぶっちゃけ赤牙狼の抱き合わせなんで別にいいです。
レア台もレア台なので打ったことがないどころか、そもそも見たことすらない人が多いのではないでしょうか。多分皆さん一生打つことはないと思うので、僕が巨人の星の全体的な流れやゲーム性を紹介します。それで打った気分になってください。
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巨人の星との出会い
台の説明に入る前に、『なぜ巨人の星が稼働記事一発目に選ばれたのか？』について語りましょう。
あれは12月11日、チェンクロでまさかのラスボス4チェイン敗北をやらかした日の夜のこと。
収支的には大勝ちなのに
「なんか釈然としねえ、気持ちよくねえ」と脳汁不足に陥った僕は
「お？明日12月12日は激熱のゾロ目やんけ！帰りにホール行ったろ！」と養分丸出しでリベンジを誓ったのであった・・・
～翌日～
ド平日なので流石に朝からは打てないものの、夕方から突撃した僕の前に立ちふさがったのは
チェンクロ：満席（しかも結構出てる）
鏡：即やめばっか
旧基準その他：そもそも打つ気がない
こんな状況。
チェンクロでED脳汁ぶっしゃーリベンジがしたいだけで激熱の1212（オール低設定イベ日） に遠出をした僕にとっては
「徹夜で猛勉強したけど試験科目間違えた」ぐらいの萎えっぷり。
しゃーない、パチ打って帰るべ・・・
そう思った矢先。
2018年とは思えない（低）クオリティの台が目に留まる。巨人の星との邂逅であった。
『どんな台でも先入観なしで一度は打つ』ことが信条の僕にとってレア台との出会いは一期一会。意気揚々と座ってサンドに諭吉を放り込んだものの・・・
～1時間半後～
投資3万円、初のBIGボーナスから高確を活かして初のARTをゲットでございます。
そう、 初 でございます。
この間約1000G、レア役を引こうが前兆に行こうがなーんも当たらず延々と酷いクオリティの演出を見続けた僕の精神と胃は崩壊寸前。
5.9号機の青天井ってやっぱアカンわ。6号機を見習え！
とは言え腐っても巨人の星はART機。有利区間の上限があるとはいえ、出玉のポテンシャルはあるはず。完走すれば5万弱は堅い、ボーナスを固めて引けば良いだけの簡単なお仕事。
3万など軽～く捲ってやるわと意気込んでART 『コンダラッシュ』の消化を開始...!!
～10分後～
黄色ボール（継続率70％）で単発 獲得90枚
（ショックで画像すらなし）
クレジットを落として僕はそっと席を立った。
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なんやかんやでその後パチやら何やら乱れ打ちして12月12日は6万近く負けたんですが、この程度ならよくある大負け話で済むことでしょう。前日のチェンクロでの浮き分もあったしね。
実際のところ巨人の星との因縁は直接的なものではなくて、『なぜか巨人の星で負けた日から急激に下振れして、年末までに24万負けた』ことによる一種の逆恨みです。
＜数日後＞
巨人の星で精神崩壊
→やっぱチェンクロや！絆の力を信じるんや！
→高設定でも大負け（-4万)
＜次の週＞
ちょ、ちょっと下振れしてるだけや！ 打ち続ければ収束するはず...
→チェンクロ打ち続けて8日でトータル15万負け（CZ11スルー）
もうこうなったらパチか星矢で一発狙うしか・・・
→案の定ダメ
アカン、もう投資で一発逆転狙うしかない
→口座の5万一瞬で溶かす
こんな流れをやって、たった3週間で30万近く貯金が消えました。
僕のモチベも消えました。お腹も痛くなってしばらく元気もありませんでした。
そんな逆エンペラータイムの流れを作った巨人の星ですが、リベンジしようという気は微塵もおきませんでした（当たり前）。
しかし、『どんな台でも1000枚の波を味わうまでは打つ。その上で評価をする。』のがモットーの僕にとって、ここで逃げることは過去の自分を否定することと同じ。態勢を立て直していつかぶっ壊すことを誓い、雌伏の時間を過ごすのであった...
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～時は流れ1月某日～
なんだかんだ年末年始から調子も戻ってきて収支も上向きに。浮いたお金でチェンクロの実機も購入し、ノリに乗っているはずなのに何故かホールへ行く足取りは重い。
『なんか燃えない...熱くなれない...』
朋友も星矢SPも完走を経験して満足し、チェンクロに至っては家に帰ればいつでも打てる絆Lv.MAX状態。
どこかに俺の心を滾らせる台はないか・・・
あるじゃん！
てなわけでリベンジ開始です。
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基本仕様
まずは巨人の星の基本的なスペックを確認しておきましょう。
パチスロ 巨人の星～情熱編～ (サンセイ)
5.9号機 A+ARTタイプ
ベース：1k 35G
筐体はサミーの流用品
プレミアムBIG (252枚)
全設定共通 1/16384
BIG (154枚)
全設定共通 1/442.8
めちゃバレボーナス (252枚)
設定1: 1/5461 ～ 設定6: 1/978
ART「コンダラッシュ」
全設定共通: 1/455.4
純増約1.5枚 1セット30Gの継続率管理
上位ARTの大リーグMODEが存在し、突入すれば3セット間の継続率が大幅アップ
機械割: 設定1 97.6% ～ 設定6 105.0%
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GE2と同じく設定差を共通ベルと特定のボーナスに全振りした漢気（＝手抜き）スペック。巨人の星で勝つために大切なのは設定をツモることではなく、設定差のないBIGを引きまくって設定差のないARTで事故らせることです。
この辺はGE2と同じっすね。単純明快。
ARTへの道筋は主に3パターン。
一つ目は王道のレア役からの直撃。確率は低めですが、高確の強レア役であればある程度期待は持てます。
二つ目はCZからのART当選。通常時のレア役はCZ コンダラチャンス（期待度40％）の抽選も行っており、コチラからのART当選もそれなりにある模様。
しかし、最も重要なのは三つ目の「BIGボーナス契機のART」です。
BIGボーナスは全設定共通 442.8分の1で成立するのですが、
・全状態問わず40％でART or CZに当選
・終了後は高確確定
・BIG後80G間はリプや押し順ベルでも1.2%でART or CZに当選
という非常に強力な恩恵があります。
てか、BIG引かないとARTほぼ入りません。以下の数値をご覧ください。
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☆通常時のCZ、ART当選率
CZ
低確： 弱チェ 0.8% 強チェ 8.2% スイカ 1.2% スベリベル 0.4% チャンス目 5.1%
高確： 弱チェ 22.3% 強チェ 46.9% スイカ 23.8% スベリベル 20.7% チャンス目 31.3%
ART
低確： 弱チェ 0.4% 強チェ 6.3% スイカ 0.4% スベリベル 0.4% チャンス目 3.5%
高確： 弱チェ 13.3% 強チェ 28.1% スイカ 14.5% スベリベル 12.1% チャンス目 18.8%
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なるほど、高確に上げてレア役で刺すタイプね～と思われたアナタ。
甘い、甘すぎる。
普通の台なら弱レア役で高確に上げて強レア役で仕留めるゲーム性なので、ちょこちょこ高確に上がってドキドキできるのですが、巨人の星は弱役からではほぼ高確には移行せず、強チェ(1/242.7)の50％かチャンス目(1/182.0)の38%でしか高確移行は期待できません。
しかも高確はせいぜい20～30Gほどしか続かないので、BIGなしの場合、重い強レア役を短い間に重ねてようやくCZ,ARTに期待が持てるゲーム性となっています。早い話が無理ゲーです。恐らく通常時からのARTのトータル確率は800分の1程度と思われます。
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CZ コンダラチャンス
通常時に重いレア役を重ねて、ようやくCZに当選！
その後に待ち受けるのがCZ コンダラチャンスです。
継続ゲーム数15G 期待度は40％らしいのですが、解析も出ていない上に僕もCZからARTに当てたことがないのでどうすれば当たるのかはよくわかりません。強レア役とボナはきっとART確定なんでしょう。それぐらいしかわからぬ。
ちなみに演出はこんな感じ
根性～
根性ぉ～
どど根性ぉ...⤵
こんなんです。なんとなくどんな台かわかったでしょ？
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通常時の演出
スロ牙狼も大概だったのですが、巨人の星の通常演出は非常に低クオリティです。2018年末に登場したとは思えないほどに古臭く、なんだかスロを始めた当初の懐かしい気持ちを覚えました。
雰囲気については見たら大体わかるのでいくつか演出の写真だけ貼っときます。察してください。
（どの演出も説明が非常にシンプルです）
（原作崩壊しすぎじゃない？）
ただ、意外と嫌いではないです。
でも、バランスはあんまり良くないです。
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ART コンダラッシュ
本機のART コンダラッシュは純増1.5枚のセット継続型。
1セットは30G＋継続バトル、続くたびに大体60枚ずつ増えていきます。
ただし初回のみは必ず60Gなので単発でも100枚ぐらいは出ます。
ゲーム性はシンプルで、ベルやレア役で左下の情熱メーターをためていき、10pt溜まるごとに色が白→青→黄→緑→赤→虹と変化、継続率も順に50%→60%→70%→80%→90％→100％と上がります。
ART中はステージが荒野＜密林＜火山＜雲海の4つあり、上位のステージほど情熱ptの獲得抽選が優遇されます。火山だとベルを引けばほぼ1pt以上溜まる感じ。まんま転生っすね。見たらすぐわかります。
30Gを消化するとライバルとのバトルパートに入り、球の色によって継続抽選。
飛雄馬の投げる球種によって継続期待度が変化し、緑でも期待度は80％以上！
ちなみに余ったポイントは次回セットに引き継ぐので、残り1ptでバトルに突入しても継続すれば逆にチャンス。その辺は割と良心的。
また、バトル敗北後はすぐに有利区間ランプが消えるのですが、もしも終了画面でランプがつきっぱなしなら復活が確定！
オイオイオイオイ
まるで俺の大好きなチェンクロの復活みてえじゃねえか！！
そんな感じで割と楽しいです。
あとは見りゃわかるので説明終わり！
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バカンスモード
コンダラッシュのキモとなるのが、このバカンスモード。3セット継続するたびに突入し、当該セットの継続が確定します。
バカンスモード中は通常と同じく情熱upの抽選も行われるのですが、最も大きな特徴は上位ART『大リーグMODE』への突入抽選を行っていることです。
大リーグMODEは次回3セット間の継続率が大幅にアップし、77～95%に上昇。3セット継続後はまたバカンスモードに突入し、基本的には大リーグMODEは終了します。プレミアムボーナスから突入する超大リーグMODEは最上位ARTとなり、ART終了まで大リーグMODEが続きます。
主にレア役で突入抽選を行うのですが、メインはバカンスモード中のBIGです。
要するに巨人の星の勝ち方は
まずは通常時に頑張ってBIGを引きます
→なんだかんだでARTに入れます
→頑張って3セット継続させます
→バカンスモード中にBIGを引いて大リーグMODEに入れます（計4セットが一つの塊）
→当然のように3セット継続させます
→バカンスモードでまたBIGを引いて大リーグMODEに入れます
→以下有利区間完走までループ
たったこれだけです。シンプルでしょ？
できるかどうかは知りません。
解説おわり
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実際の稼働
もう1か月前なので割とうろ覚えなのですが簡単な稼働報告をば。
1月23日
甘デジで3k当たりなし
→リノを1kでトマト揃えるも即転落
→朋友を奇跡的に4kで当てるも単発＋削られまくって全のまれ
8k負けてるけど特にイライラもせず熱中もせず、マンネリ～な感じでフラフラ
→トチ狂って巨人の星に着席
→2万までと決めてリベンジ開始
総投資13kにてチャンス目から赤BIG
BIGからCZに当選するも失敗
→CZ終了後2Gで強チェから青BIG（イライライライラ）
→BIG後の高確を活かして強チェからART コンダラッシュ突入！
3セット頑張って続ける
→バカンスモードでBIGから大リーグMODEへ
→いっぱいポイント貯める
大リーグMODE突入
→最終的に虹ボール2個ゲット（2セット継続確定）
折角大リーグMODEに入れたのに虹ボールで2セット、赤で1セット続いてしまったので実質無意味
→もしかしたら超大リーグMODE入るんじゃね？と期待するも特に何事もなく大リーグMODE終わり
ダラダラ15セットまで続いて1000枚も突破
→黄色ボールで継続バトル（継続率70%)
→地味に勝ったらバカンスモードなので大事
→直球で負け
終 わ り
回収1250枚ぐらい
総投資 13k
回収 22k
収支：+9000円
評価：勝ったら何でも神台
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正直ゲーム性は嫌いじゃないです。でも多分もう打ちません。
興味があったらみんなも打って感想聞かせてね。
あ
ちなみに筐体下部のSwitch onボタンは押せたらボーナス確定らしいですが、一度も押させてもらえませんでした。
その上ストップボタンを押すたびに手に引っかかって痛いので正直邪魔でした。
次からはもうちょっと快適に打てる筐体にしてね、サンセイさん...
次回記事はレッツパーリィの予定。
にしても稼働記事って何書いたらいいのかわからん。上手な人教えてください。
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