低ベース6.1号機を一通り打った感想 その1(2021年2月編)

皆さんお久しぶりです。ご無沙汰しております。


昨年は身の回りでゴタゴタしてスッカリ更新も途絶えていましたが、将来の目途も立ってようやく落ち着いてきました。稼働も2月後半から徐々に再開しておりまして、引退宣言もなんのその。新台旧台打ち終わり, はてさてどうしたものかといった次第。

なんせ久々の更新です。
折角ですし、ひとまずは旬な話題である『低ベース6.1号機』を順にレビューしながらパチスロの今後について語っていくこととします。2021年2月編, 3月編, 解説編の3部構成。

現行6.1号機に対する個人的な感想

正直な所、どの台も一長一短といった所でしょうか。
確かに6号機として見ればどれも十分な水準に達しています。それでも"まだ足りていない, もっと上を目指せるだろう"と惜しく感じる気持ちがないとは言えません。打ち手を満足させるレベルには至っていない。

純粋な機械性能だけなら政宗3が最も高いと思います。次点で北斗宿命、その次に絶対衝激3。他は横並びかな。
現行機のコイン持ちは1k35~38Gなので、チェンクロに毛が生えた程度です。低ベースの新時代!と言うよりは6号機初期に戻ってきただけですね。6号機のポテンシャルを最大限に生かすならもう1段階のベースカットが必要だと思います。その辺は解説編にて。

6.1号機のスタートをどこで取るかには諸説ありますが、戦コレ4や哲也のように疑似遊技のみ解禁した台を含めるか、低ベース機であっても6.1の新規格を使わず, 6号機の枠組みのみで仕上げた南国育ちや頭文字Dを6.1号機の枠組みに含めるかはなかなか悩ましい所。

今回の記事では6.1号機最大の緩和である『当該ゲームのペナルティ』を搭載した機種、つまり政宗3以降の台を6.1号機のスタートに設定して話を進めて行きます。

政宗3


演出: 5
ゲーム性: 6
わかりやすさ: 7
機械性能: 9
リスクとリターン: 3
パチスロ感: 7

うるささ: 1000000

個人的評価: 6

リゼロからデキレを一掃したらリスクリターンのバランスが崩壊した超荒波台

政宗3に対する個人的な評価ですが...リスクリターンのバランスが崩壊しているの一言に尽きます。
製作コンセプトは理解出来るんですよ。番長3のベルナビ, HEY鏡の周期, リゼロの突破型CZと高TY, 吉宗の7揃いフラグ抽選に政宗の一撃性とエスパー要素。自社の人気台要素を全て取り入れつつ、リゼロを超える物を作ろう。低ベースによって初当たりを軽くし、デキレを廃してパチスロ本来の姿に戻そう。方向性そのものは決して間違っていません。

けれども、実現する方法と6号機のレギュレーションの相性が致命的に悪すぎた。数値上の機械性能と打ち手の実感する出玉性能のギャップが大きすぎる。リゼロからインチキを無くし、全て表記通りのガチ抽選にしたらキツすぎて客が付いてこれなかった。そんな印象です。

(自社製品のいいとこ取りを目指した姿勢は良く伝わってきます)

(良くも悪くもガチ抽選なのですが、出玉の振れ幅があまりにも大きい。正直キツすぎです)

ちなみに僕は政宗3、結構面白いと思います。
通常時も悪くない。出陣ナビのイライラ, わかりやすすぎる演出バランス, 1k38Gの中途半端な低ベースと絶妙にヤレる気がしない不動の極意も慣れたら全然気にならないです(良いとまでは言いません)。5号機もこんなもんだったよ。むしろ新基準ATや5.5号機より遥かにマシ。

(酷評されてる通常時も私的には全然アリです。出陣レベルやモードも凝ってますし、レア役からもちゃんと当たる。演出バランスもいつも通りわかりやすくて取っ付き易いと思います)

ピーキーすぎるAT性能

問題はATだよAT
あまりにもピーキーすぎるわ。あとうっせえわ。打ち手の耳を壊しに来てんのか。

(うるさい)

(すごくうるさい)

(信じられない程うるさい)

"幸村決戦は平均1000枚で設定差なし"

データを見る限り、この触れ文句自体は本当だと思います。ただし、リゼロ系の突破型と決定的に異なるのはその出玉分布DMMに政宗3のAT獲得枚数の統計シミュレーションが載っているので是非ご覧下さい。以下引用。

(引用元: DMMぱちタウン S政宗3 解析ページ https://p-town.dmm.com/machines/3828)

正規分布に近い綺麗な数値が並んでいます。1000枚以下の比率が6割もありますが、代わりに2000枚以上は10%以上。設定差や露骨な調整もなく、完走も現実的。うーん、コレはガチ抽選。

そうなんです。政宗3は嘘偽りなくデキレ無しの"ガチ抽選"なんです。だからこそ、マズイんです。

政宗3は最も大切なことを失念している。6号機には有利区間があるんすよ。一撃2400枚以上どうあがいても出ねーんだよ。打ち手は出る方に天井付けて戦ってんのよ。
それなのになぜ!? なぜ吸い込みは青天井なのか政宗3はこの不満と向き合えていない。

どうしてリゼロが大人気になったのか、わかります?。
突破さえすれば入れた分がほぼほぼ返ってくるからです。天井まで1万6千円使わされても、ATに入ればデキレで1200枚出るからです。しかも純増8枚。9割方が平均付近に収まる出玉バランスだからこそ、2400枚リミットの不満を感じさせず打たせることに成功したんです。試験を通そうとしたら自然とそうなっただけで、狙ったというより偶然の産物でしょうけども。

(良くも悪くも安定した出玉感がリゼロ最大の魅力だと思います)

政宗3はリゼロからデキレを一掃しました。攻城戦の突破率も表記と現実で嘘をつかなくなりました。デキレの際はキチンと100%を表示し、50%の時はちゃんと50%で抽選するようにしました。低ベースにすることで突破回数を2回と少なくしました。とても良いことだと思います。

だが、考えてみて欲しい。そもそも3回突破のCZなんて割に合わないんですよ。50%3回って1/8だよ? これがカジノのルーレットやバカラなら1万円が8万円, つまり4000枚になるんだよ?
なのにリゼロは平均1300枚。最大でも2400枚。冷静に考えたら勝負にすらなっていない。

政宗3は2回突破になりました。1/4ですね。1k38Gで設定1の初当たり確率が1/358.8だから初期投資は約470枚。最近は46枚貸しが主流だからザックリ1万円。1万BETで50%を2回突破、つまり4万円分の勝負を体感では勝ち取っている。
幸村決戦は平均1000枚。体感と現実には2倍近くのギャップがあるんです。

(もちろん実際は50~100%までの振り分けとレア役での書き換え抽選があるので2戦突破率はトータル40%ほどに落ち着きます。あくまでもこれは体感の話。リゼロと違って政宗は嘘をつかないからね)

打ち手は感覚としてそれだけのリスクを払ったのだから、せめて...せめて使った1万円ぐらいは返して欲しいと考えるんです。

「1000枚とは言わない、500枚で良いから最低限出てくれ」
そう願う打ち手を待ち受けるのは1セット50枚+減算区間10Gの88%ループ


「あれ?平均の8連しても攻城戦の100枚と含めて500枚しか出なくない?」

その通り。平均の1000枚まで到達させるには赤7や小十郎, 追撃を含めて15連程度しなければなりません。継続率から計算される数の倍を連チャンをして初めて平均枚数...う、うーん。

更には謎の助玉によって毎セット継続率が変動。三日月目33%の玉1個は満場一致の無理ゲーです。しかもテーブル管理。一撃必殺の青7揃いはどんな抽選をしているか不透明。流石に付いていけないよ...

(平均1000枚までの道のりがどれほど大変かは一度打てば即座に把握できます。超大変)


(この辺を引かないとお話になりません。青7と炎上戦, 追撃だけでは1000枚どころか初期投資の500枚に届くかどうかで力尽きてしまいます)

その上、最低保証が3連までしかないので平気で200枚終了が起こり得ます
平均からマイナス800枚。
しゃーない次で1800枚取り返そう。残念5連350枚でした。

「うぐぐ次こそは...ん? 次2400枚完走しても平均の1000枚に届かなくない? もう無理じゃん」
「それどころか天井まで行ったら有利区間足りなくて1800枚すら出ないしさ。打ってられんわ」

政宗3を遊んだ人の大半がこの状況を経験しているはず。

失われた期待枚数は一部のヒキ強に全て集約され、6号機の限界を超える派手なグラフが描かれます。万枚だ!2連完走で4000枚だ!!と煽られても、打ち手が望んでいるのはリスクに対する正当なリターンであって奇跡じゃない。突破型の厳しいハードルを2連続で超えてようやくATに入れても、そこから更にコンスタントなヒキを要求される。安心する暇がまるでなく、これじゃ誰でも疲れ果ててしまいます。

88%継続の1セット50枚にせず、素直に80%継続の1セット100枚にした方がウケた気がします。パチもスロもそろそろダンバインの幻想から解き放たれた方が良いんじゃないでしょうか。

(コツンコツンと1000円パンチを繰り返されるより、100枚1セットでドキドキさせつつ, ドバっと一撃500枚乗せる方が政宗らしさを出せたように感じます)

総評

政宗3は非常に性能の高い台です。AT性能が全設定共通1000枚もあるのにデキレや無抽選区間は一切なし。レア役隠しもなく、パチスロらしさは十分にあります。高設定域の割も良好、通常時とAT中のゲーム性も決して悪くない。カタログスペックなら6.1号機トップです。

けれども、その性能を味わえる人間の数が少なすぎる。3人に1人しか平均を超えられないガチすぎる出玉分布。爆音鳴らして7を揃えてもたった50枚。88%継続なのに助玉依存で高設定でも平気で負ける波の荒さ。無理ゲー感を助長する低ベースのキツイ吸い込み。

とにかくリスクとリターンが見合わない。超えるべきハードルは多いのに、それに対する見返りがあまりにも安定しない。だからすぐに稼働が飛んだんです。
低ベース高射幸性で無抽選のない政宗3が稼働貢献6週で終わり、高ベース中射幸性で無抽選のあるバイオ7が今でも稼働している事実は重く受け止めるべきだと思います。

加えてベースカットが1k38Gとまだ甘いせいか、6.1号機のポテンシャルを活かしきれていないように感じます。低ベース機なのに天井から2400枚出せない, 通常時もAT中も連続でハードルを越え続けなければ平均の1000枚を超えられない。

有利区間2400枚の上限がある以上, これからのパチスロが目指すべきは数値上の性能や振れ幅のポテンシャルではない。
より多くの人が楽しさを味わえる出玉分布とゲーム性, 正当なリスクリターンのバランスこそが肝心であると政宗3は示してくれました。リゼロの逆張りだけじゃダメなんすよ。

ただし、僕はある時期を境に政宗3は再評価されると思っています。どうしても過渡期の台ですからね。良い点よりも悪い点ばかりが目立ってしまっている。これは北斗宿命も同様です。
ユーザー側が6.1号機の低ベースに慣れ、新規格の押し順ペナ機が増えて来た頃に「コレはコレで有り」と割り切れる人が増える...そう予想しています。少なくともクソ台ではない。波が荒すぎて選ばれし者しか楽しめないだけ。酷評されがちですが、僕は結構好きな台です。

ここから余談。
演出バランスも映像の質もそこそこ良い政宗3の演出を5点にしたのには理由があります。
ご存じの通りうるさすぎるからです。

打感とバランス, 映像の質そのものだけ見たら7か8点付けてもいいでしょう。相変わらず楽曲もいいしね。
けれども、音の派手さと出玉の量が見合ってない。モンキーターン3並みに見合ってない。
あと、なぜかCZ中に2回も剣を押させることがある。1回で十分でしょうに。他にも通常時の演出やAT中の演出に疑問が残る点が多数見受けられたので2点減点して5点としました。講評おしまい。


KING黄門ちゃま


演出: 4
ゲーム性: 3
わかりやすさ: 8
機械性能: 5
リスクとリターン: 7
パチスロ感: 3

個人的評価: 5

乙女3とリゼロを混ぜて低ベースにしただけの手抜き台

えーっと、何でしたっけ。ああ、KINGちゃまの評価か。

うーん...語ることが ない! 全くない!!
良いとか悪いとかじゃない。なんにもーない!!

ベースカットは6.1号機らしく副役ナビ方式です。ナビに従うと13枚役を2枚役として取得する代わりに、右のポイントが貯まり, かつアイテムのランクが上がるのでCZ突破抽選が有利になります。ベースは1k38.3G。

(親の顔より見たインターフェース)

CZの当選契機はゲーム数当選のみ。低ベースのおかげでなんと設定1でも200G以内に60%も当たります。有利区間リセット時も現実的、区間継続時は更に当たりやすい。

(右のゲージが一番高いキャラが大抵出てきます。上に行くほど期待度アップ)

通常時のレア役は右の八兵衛ポイントを貯める抽選をし、1000pt貯まるとアイテムをゲット。突破率をアップさせてAT期待度を上げていきます。

(完全に見飽きたんですが、この形にしなきゃいけない決まりでもあるんだろうか)

CZ「勧善懲悪ジャッジメント」は最低50%の4回突破でトータル期待度50%(設定1)。6ならデキレで80%まで上昇します。

(いつもの)

CZ中は純増6枚の全ナビなので割と増えます。ジャッジの当該ゲームでレア役を引けば継続確定、失敗時の次Gも弱レア役の25%, 強レア役の100%で復帰。成功するとリゼロをパクったいつもの奴でアタックビジョンからちゃまの背中を押してATに突入。

(4回突破は無理ゲーに思えますが、レア役での強制継続に弥七ストック, 突破率アップなどで底上げされるので見た目以上に突破できます)

ATは純増6枚のストレートAT。突入時は特化ゾーン「王ちゃまゲーム」で初期枚数を決め、期待枚数は570枚(設定1)。6なら420枚。
王ちゃまゲーム中のレア役やキング絵柄揃いで50枚以上乗せると、一部でハーデスよろしくフリーズ制御の0G連特化ゾーンへ移行。50%で継続し、ヒキ次第では大量上乗せもあり。

(王ちゃまゲームと言う名の麻雀RUSHです。1セット3Gの3回保証で50%継続。AT中はほぼ上乗せしないので、ココで乗せた枚数+CZと特化消化中の出玉=実質的な獲得枚数となります)

(6.1号機で解禁されたのを良いことにグルングルン回してきます。50枚の50%継続。あくまでも演出なのでレバオンする前から回る回数は決まっています)

AT中はレア役で上乗せ抽選をしていますが、設定差が特大な上に最も軽い1でも上乗せ確率は230分の1。乗せても基本は数十枚。ボーナスに至っては2400分の1とほぼ引けない確率。純増6枚のATでこの確率じゃほぼ駆け抜けちゃわない...?

一応ハズレを引くたびに右のゴチポイントが貯まって規定回数引くと20枚貰えます。うん、枚数補填してるだけだね。貯まるたびに50%で高確移行をしてくれますが、高確に行っても通常の1.5~2倍程度当たりやすくなるだけで大抵何も起きずに終わります。ただの賑やかしです。

(うぉおおおおお爆乗せきたぁああああああ。EDか~?)

(駆け抜けたぁぁぁ...がデフォなので何も期待しないようにしましょう。最初の特化が全て。乙女3と一緒です)

初期特化やボーナス等で大量に乗せると完走モードに移行し、エンディング。2400枚貰えます。おしまい。

うん、いつもの6号機だね。語ることないね。
終わりです。

低ベース化でハイエナを駆逐しようとしたら誰も打たなかった台

KINGちゃまは低ベース化の恩恵を初当たり確率に全振りしています。そうすることでリゼロタイプでありながらハイエナを駆逐しようとしたのです。
リゼロタイプの問題点は開始200Gの無抽選とその区間を回避する効果があまりにも大きい点にありました。おかげで誰も0G~200Gを回したがらない。200G以上のハマり台を探すハイエナで溢れ返り、ホールには0Gヤメ台の通路が並ぶ。見飽きた光景ですよね。

KINGちゃまはその点を低ベース化によって改善し、CZの殆どを200G以内で当たるようにしました。ちゃまアイランドなどで110G付近にフリーズと継続ストックのチャンスを用意することで100Gまでのモチベを保たせつつ200Gまで回させる。仮に200Gを超えても次のゾーンは300G, 最大天井も600Gな上にCZ失敗後も有利区間引継ぎからほぼ200G以内に当選する。そもそも200Gヤメ台がこの世に生まれない設計にしたんです。

するとどうなったか。誰も打ちませんでした。
期待値勢は拾えないからそもそも座る機会がない。平打ち勢は6千円払ってまでKINGちゃまのCZをやろうとは思わない。突破しても平均560枚の台を打つぐらいなら、隣のバイオ7で3千円の天国に期待するか, あるいは北斗や政宗でワンチャン狙う方がマシ。そりゃそうなるよ...

(この台は本当に200G以内によく当たります。だからといって0Gから打ちたくなるとは限りません。突破しても500枚しか出ないんじゃ、他の台打った方がマシだもん...)

ただ、実の所KINGちゃまのリスクリターンのバランスは非常に良好です。半分以上200G以内に当たるからそもそもあんまり入れないし。突破すれば入れた分は大体帰ってきます。ATも初期枚数でほぼ駆け抜ける代わりに下ブレも上ブレもしづらい安定タイプ。良くも悪くも6号機。打感も出玉推移も虚無感も全てに既視感を覚えます。

一言で表せば個性がない。この台にしかない魅力が一つもない。でも、別に勝ち負けを考えたら打てなくはない。演出もいつも通り。何の発展性も, 何の試行錯誤も, 何の新規性もない。低ベース化になっただけのただの6号機です。誰も話題に挙げていないどころか、存在すらあまり認知されていないのがその証左でしょう。

良いとか悪いとかじゃあない。語ることがない。そうとしか言いようがない。だって本当に何も書くことないんだもん、この台。

(200G回します→当たります→CZ突破します→特化そこそこヤレます→駆け抜けます⇒500枚出ます, 終わり。これがKINGちゃまの全てです。悪い台ではない, 良い台でもない。無難を通り越して語ることが無い台。一度打てば間違いなく満足すると思います)

総評

「従来の6号機を低ベース化すれば問題は全て解決するのか!?」
その問いに対して素直に答えたのがこのKINGちゃまだと思います。普通にダメでした。

そもそもリゼロ形式は波を作りにくい高ベース6号機における最終手段という側面があります。やりたくてああなったのではなく、仕方がなく無抽選とデキレを搭載したにすぎない。その無抽選とデキレをそのままに低ベースへ戻したって何の意味もない。6.1号機が目指すべきはリゼロの改良ではなく、6号機そのもののやり直しであるべきです。

同じレギュレーションの下でも低ベース化と設計思想の転換によって機械性能は大きく向上できるとP機は隣で示してくれました。KINGちゃまは低ベース化によって遊びやすいリゼロを実現はしたは良いものの、大量のコンパチ台がある中で誰が今更好んでちゃま風リゼロを打つのか, 乙女3の直後にその低ベース版を出すことに果たして意味があるのか, その点を考慮していないせいで周りと差別化を図れなかったのが空気化した要因だと思います。

正直言って6号機としての出来はそんな悪くない。けれどもこんな物を作るぐらいなら、せめて人気だった黄門ちゃま喝の正当後継機を低ベースの純増2.5枚前後で出すべきだったんじゃなかろうかと首を傾げたくなる。
KINGちゃまは良台とかクソ台とかじゃなく、存在価値と言う一点において疑問の残る迷機だと評するのが妥当じゃないでしょうか。
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お疲れさまでした。
久々に好き放題パチスロ打ってブログ書いて~と趣味に興じてみましたが、どうしても昨今の6号機に対してあまり良い印象がなく辛口のレビューになってしまった気がします。

6号機の全台レビューを途中でやめてしまったのもその辺が理由なんですよね。あまりにも語ることがない台が多すぎてモチベーションを失い、多忙だったことも加わって書く気がトンとなくなる。ホールは勿論、いま記事を読んでいる人たちの記憶にも残らない台ばかりでした。それをあえて真面目にレビューする, と言うのも面白そうではあるので、プライベートに余裕が出てきたらもう少し軽めに一言二言レビューなんかは再開するかもしれません。あまり期待しないでお待ちください。

一先ずは6.1号機の2021年2月編はこれにて終了です。次の3月編は北斗宿命にラブ嬢2+, ミリマスや絶対衝激、と良し悪しあれど話題になった機種が多いので語りたい内容も多少増える見込み。6.1号機の現状や今後, 有利区間や6.2号機の話などは最後の解説編でまとめて紹介する予定です。

年度も変わって今日から僕も新生活。去年はトラブル続きで本当に大変でしたが、何とか立ち直って最近は毎日楽しく過ごせております。趣味の方も許される限り継続していきますので、今後ともお暇な時はよろしくお願い致します。

では、次回の2021年3月編でお会いしましょう。4月半ばまでには更新する予定です。

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チェン

コメント

  1. 返信
    1. 今後も不定期にやっていきます

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  2. チェンさんのブログやっぱり面白いです
    復活してくれてよかった

    返信削除
    返信
    1. 復活はしたもののブログに割く時間がなかなか取れずに早くも予定が遅れております!

      削除
  3. お待ちしておりました。
    6.2号機が保通協に適合しないせいか内規変更が近々ある模様。有利区間1500G→3000Gらしい。
    少しは明るくなってきているような。。。

    返信削除
    返信
    1. 内規の話も次回の解説編で行う予定です!

      削除
  4. やはり面白いしタメになるブログです。全スロッターに読んでほしいです!

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    返信
    1. 楽しんで読んで貰えたならブロガー冥利に尽きるってもんです

      削除
  5. 久々の更新大変面白く読ませていただきました。
    6.1号機をどう語ってくれるのか興味津々だったのでイッキ読みでした。
    個人的には未だに打ち続けているのはチェンクロで、本当にゲーム性や出玉期待度が秀逸だなぁと感じます。
    バイオ7とか宿命等も打ったのですが高ベース機に関してはどうしても「打たされている感」がつきまとうのがどうにも肌に合わず、宿命は低ベースならではの初当たり期待度はあるのですがBBがどうにもやれる気がしないのでなかなか「ちょっと打ってみるか」となりにくいのが惜しい所。
    最近のお気に入りはBGMで脳味噌やられるイニシャルDですが出玉バランスは正直キツめだと思います。
    有利区間3000ゲームの話も出てきているようでそうなるともう少しゲーム性の幅も増えてくるのかな、とほんのりとは期待しています。(出玉性能は中期がある以上劇的には変わらないでしょうし)
    その辺も含めたチェンさんの感想等あればまた楽しく読ませていただきます。

    無理せず自分のペースでまったりと更新していただけるよう、陰ながら応援させていただきます。

    返信削除
    返信
    1. いつも読んで下さりありがとうございます

      チェンクロは最近打つ度に負けるのでキレそうだぜ!
      バイオ7は演出面は◎だと思います。他はまあ...普通
      北斗宿命は僕は好きでよく打ってますが第一印象が悪くなりがちですね。もう少し分かりやすくした方が良かったと思います

      有利区間の話や6.2号機, 左1stや1600Gをどう呼ぶべきかなどを盛り込んだ解説編は既に書き終わってるので、絶対衝激3等のレビューが終わり次第アップする予定です

      今後も不定期にマッタリやっていきますぜ!

      削除
  6. 昨年末からこのブログを見てチェンクロ打ちまくっている者です。6号機に絶望して引退間近でしたが、このブログに救われました。復活してくれて非常に嬉しいです。色々忙しいとは思いますが、いつも更新を楽しみにしていますので、本業に差し支えない範囲で継続の程どうぞよろしくお願いいたします。

    返信削除
    返信
    1. 早速更新遅れまくりですが先ほど北斗宿命のレビューをアップいたしました!
      優先順位は本業>他の趣味>ホール稼働>ブログの順となるのでどうしても遅れがちですが、今後もお付き合い頂ければ幸いです

      削除

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