パチスロ チェインクロニクル 設定判別 徹底解説!!

チェンクロ布教活動の総仕上げ






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イントロダクション

6号機時代が始まってはや8か月。チェンクロも導入から半年以上が経ち、リゼロ人気もあってかソコソコ撤去も進んでいる今日この頃。
11月後半にブログを立ち上げ、その後も動画や配信でチェンクロの良さを伝えようと頑張っては来ましたが、効果があったかは正直微妙な所...
それでも、やれるだけのことはやったので後悔はないです。

プライベートが忙しくなってきたこともあり、動画やブログをしばらく休もうと決めつつ過去記事のチェックをしていた折に、ふと気づく。

「そういやチェンクロの設定判別解説だけブログで書いてないな」

てな訳でチェンクロの設定判別について徹底解説!!と銘打った記事を最後に書いて布教活動のシメにしようと思い立った訳ですよ。

実機を買って4か月。配信で1~6まで満遍なく遊び、ホールと合わせてトータル20万G以上回した男の経験と知識を生かした
『チェンクロの設定判別をする際に絶対押さえておくべき知識と注目すべき挙動』
を皆さんに伝授しましょう!

徹底解説というだけあってクソ長いです。手っ取り早く『高設定挙動の判別法』だけ知りたい方は最後の方のまとめを見て下さい。例のごとく解析はDMMさんから引用させてもらっています。
また、読むのめんどくせぇ!という方は以前僕がYoutubeに投稿した設定判別解説の動画(約二時間)をご覧ください。ほぼ網羅していますが、数か月前ですので足りない内容も一部あり。お酒も入ってるので若干滑舌悪し。その辺はコッチで補完します。

願わくばこの記事をキッカケとして、チェンクロを設定狙いするのが当たり前の時代が来ますように・・・。

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設定別の初当たり数値と機械割

CZ初当たり確率
設定1:1/176.64
設定2:1/172.17
設定3:1/156.93
設定4:1/146.56
設定5:1/136.2
設定6:1/131.75

初当たり確率と機械割
設定1:1/354.9 97.9%
設定2:1/342.1 99.0%
設定3:1/313.0 101.4%
設定4:1/281.8 104.6%
設定5:1/263.2 107.2%
設定6:1/249.4 110.1%

8000Gでの期待収支
設定1:-504枚
設定2:-240枚
設定3:+336枚
設定4:+1104枚
設定5:+1728枚
設定6:+2424枚

6号機にしては456の割が高めです。
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設定判別要素一覧



以下、設定差のある要素を箇条書き。

弱レア役からの赤アイコン昇格(!,!!)
リプレイからのAPランク昇格(!!がメイン)
・終了画面による奇偶 & 高設定示唆
・設定差のあるAPランク昇格に伴う義勇軍ボーナス
弱レア役からの50AP獲得
-------------------------主要判別要素の壁---------------------
・弱レア役からの倍速当選率
・サミートロフィー
・APスロット中のリプレイ or 弱レア役を引いた周期の挙動
・前兆中の弱レア役とリプレイからのCZランク昇格率

こんなものでしょうか。上から順に重要かつ設定判別に役立つ要素です。
それぞれについて詳しく説明したいのですが、その前にチェンクロで設定狙いをするにあたって注意点を述べた項目を置きます。「そんなもんわかっとるわい!」という方は解説の項目まで飛ばしてね。

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6号機に対する先入観を捨てろ!

(※ 設定5です)

チェンクロを設定狙いする前に必ず覚えておいて欲しいことがあります。

『チェンクロの設定判別は現行の6号機で最も難しい』

という事実です。
もしも「6号機って1はダラダラ下がり、6は細かく当てて安定した右肩上がりを描くんでしょ。知ってる。」と思われている方は、その先入観をまず真っ先に捨ててください。チェンクロにそのイメージは当てはまりません。

何故かと申しますと、チェンクロはCZ初当たり以外に設定差が一切なく、小役確率、CZ,AT中の抽選、AT初当たり期待枚数(約430枚)など、出玉に関する全ての内容が全設定共通だからです。

たとえ設定差のある部分をバンバン引けてもCZをスルーし続けたり、ATに当たってもゴーレムを一度も突破できなかったりすると、1k39Gの低ベースということもあり5,6でも恐ろしいスピードで下り坂グラフを描きます。

(6を3000G回してもCZスルーしまくればクソ負けます)

逆に、設定1でも強レア役の抽選や黒の軍勢襲来を仕留め続けてCZを取りまくり、かつFAを通しまくって毎回CZに成功すれば、一撃が無くとも超右肩上がりのこぜ6グラフと良履歴を描きます。

(1でもCZを引きまくり通しまくるとこんな右肩上がりグラフを描きます。なおCZ確率134分の1、CZ成功率は8割ぐらいでした。翌日は少しハマった後、EDへ到達して差枚を更に+1500枚追加)

設定差のない部分が初当たりや勝敗に大きく関わるため、グラフや履歴から設定を完全に見抜くことが極めて難しい台なのです。
また、その設定差のある挙動を完全に見抜くためには『演出法則を含む細かい知識』が要求され、前知識がなければどのフラグから設定差のある挙動をしたかが判別付きません。その上、それらは短いスパンなら1~6まで同じような挙動を取り得る程度の確率で存在しており、判別の確信を持つまでにかなりの時間がかかる場合があります。

かくいう僕も配信で456をしこたま回しましたが、設定差のある部分をクソほど引いても、まー負けます。そして、勝つときは設定関係なくアホみたいに勝ちます(1でも5000Gで機械割130%とか平気で行きます)。
そういう台です。低ベースかつ出玉に設定差なしで比較的荒波。設定差はCZ初当たりのみ、かつCZ中の抽選も全設定共通。
旧基準ATの仕様に近く、設定依存度は間違いなく6号機で最も低い部類でしょう。

いわゆる、1の勝率が高くて6の勝率が低いタイプの台ですね。結局最後は打ち手のヒキ。台の設定はおまけ。最も重要なのは人間設定。そう思っておいてください。
(ちなみにSIS上の粗利は割と甘めだそうです)

(全設定共通でSSRを4枚揃えて一撃を伸ばすヒキが最も重要)

ただ、そうは言っても6の割が110%ある6号機。
3時間ほど回せばある程度の高低はわかりますし、CZ初当たりが稼げる分いつかは一撃が伸びて最終的には勝ちます。逆に1は一撃でED 2400枚に到達しても、その後じわじわと減らされマイナスに転落することも少なくありません。

(設定6を8000G回した際のグラフ。とにかくCZ初当たりは取れるので、確率通りにCZを通しつつ毎回ゴーレムまでは到達出来れば、どこかで一撃伸びてなんだかんだ綺麗に浮きます。出来ないと無慈悲に負けます。)

また、設定確定のサミートロフィーが全然出ません。朝一の1000Gと7000G~8000G以外では殆ど出現しないため、確定系に頼った打ち方はほぼ無理
朝一のカンニングと閉店前の答え合わせにしか使えないってことですね。
台の挙動と判別の知識、実践のサンプルを重ねることで設定を絞っていくこととなります。

(終日回さないとトロフィーは滅多に出ないです。というかクソほど設定6を回してますが虹トロフィーが一度も出てません。あまりアテにはしないように)

その辺の押し引き、機械がスゴイのか自分がスゴイのかを常に疑いながら、台の挙動を総合的に判断して設定判別を楽しむ台、それがチェンクロです。

6号機にありがちな
「朝一の数時間で設定456が確定して、あとは回すだけの作業」
「高設定ほど出玉が伸びないからデキレに感じてつまらない」
「低設定が絶望的+丸わかり過ぎて、設定がないとわかったら即捨て」
といった問題がありません。

朝一数時間のこぜ6挙動が残りの5時間で一気に悪い方に傾いたり、朝一のATまでクソ程ハマったけど一撃でEDに到達,その後は人間設定と高設定挙動がかみ合って最終的に7000枚!なんてことが平気で起こります。
台が助けてくれるのはCZ初当たりまで、そこから先は全て打ち手次第です。
常に期待感と不安感を持ちながら楽しめるのがこの台の良い所でもあり、同時に悪い所でもあると思います。

ぶっちゃけ設定全然わかりません。
ただ、知識があれば3000Gも回すとある程度の確信は持てます。
それでも最後の最後まで惑わされますし、『は?設定2!? ウッソだろオイ!』となることが日常茶飯事。

また、ED or 2000枚到達率は約5%(実践値)。一日の間に初当たりの20分の1を5連続で引くことが出来れば7000G以内に万枚へ到達します。それが出来れば誰も苦労しませんが、全設定共通でその夢があり、高設定でも打ち手のヒキが殺されず、人間設定次第で常に上ブレ下ブレする要素を持った唯一の6号機だと個人的には思っています。

(ED or 2000枚到達率は約5%。目指せ5連続EDからの終日万枚)

なんで6が作業感MAXのド安定6号機ばかりが持て囃されて、こんな神台が人気出ないのが僕にはわかりません。・・・ヒキがうんちの日は6でもクソ台だからか。

もっと流行っておくれ。設定も入っておくれ。

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地図弱チェリーからのAPランク昇格

(ビフォー)
(アフター)

前置きが長くなりましたが、解説に移りましょう。
この要素は最重要です絶対に押さえておいてください。

端的に説明すると、チェンクロの高設定は弱レア役からの赤アイコン(APランク5以上)昇格頻度が増えます。
そして、その設定差は 低設定,中間設定,高設定 の3つの区分でつけられています。
数値は以下の通り。

地図からのAPランク5以上昇格率
設定1,2:3.13%  設定3,4:9.68%  設定5,6:15.63%

弱チェリーからのAPランク5以上昇格率
設定1,2:3.13%  設定3,4:8.0%  設定5,6:12.82%

見ての通り低設定~高設定の間で4,5倍の設定差があります。実際に打っていても、体感で最も違いがわかる挙動です。特に地図からの昇格は必ずAPランク5以上、つまり赤アイコン以上に昇格します。赤アイコンなら最低でも62.5%でCZに当選するため、高設定は必然的に333AP到達前の早いCZが増えます
弱チェの場合はAPランク3,4(緑アイコン)若干低設定優遇となるのですが、緑でも内部的にはAPランク5以上のこともあるため、前兆やその他を含めて総合的に判断する必要があり、地図より少し難しめです。
ただ、高設定であれば地図、弱チェからの赤アイコン昇格が露骨に増えます。5,6なら2~3時間回せば、ほぼ1回はポンッと昇格が見れる感じです。

(弱レア役からの昇格は5,6に設定差なし。上なら2時間ぐらい通常を回せば、最低1回は高設定挙動をします)

でも、数値を見て貰えばわかる通り1でも起こる可能性はあるし、5,6でも引けない時は引けない数値。低設定が午前中に3%のヒキ強でバシバシ赤昇格し、後半チーンとなるパターンや、高設定が昼まで全く赤昇格せず捨て、後任者が打ったら昇格しまくりのバリバリ6挙動で4000枚浮き、なんてこともあるのがこの判別要素の恐ろしさです。

僕は設定の期待できる日に、弱レア役からのAPランク5以上昇格が見れたら3時間は粘ります。その価値はあるぐらいの重要な判別要素だと思いますね。よく騙されますが。

しかし、ここにも落とし穴や補足内容があるので後述...

その前にチェンクロのCZ当選の流れを確認しておきましょう。以下の通り。

APスロットで初期APランクを決定(33,111,222,333の4つを各々抽選)
→0~33,33~111,111~222,222~333のインターバルにおいてレア役 or リプレイでAPランクの昇格抽選を行う
→アイコン到達時にAPランクに応じてCZを抽選。前兆を介してCZを告知 (or ハズレ)。
→CZ当選時のランク+CZランク(周期ランク)を合計したCZが出現

この辺の詳しい解説は通常時解説知っトク情報を参照するとして、大事なことはチェンクロはレア役 or リプレイ→APランク昇格→アイコン到達時にCZ抽選の流れを経るということ。
つまり、レア役を引いてAPランク昇格を取ったとしても、すぐにCZ前兆が始まるわけではないということです。
なぜこのことが重要かというと、インターバルで弱レア役を数回引いた場合や内部的にリプレイで昇格を取っていた場合、どの契機から昇格したかを完全に見抜くことが難しいためです。


例えば45APで地図から10AP+APランク5昇格を取っていた場合、現在55APとなりフィーナの昇格演出で煽りが入るものの、その場では昇格を告知せず、111APに近づいてから再度煽って赤アイコンに昇格する場合があるのです。
このような『内部的には昇格しているけど表面上は告知せず、アイコンに近づくと昇格演出で告知 (or 告知しない)』パターンが結構来ます。
これらを完全に見抜くには経験を積むしかありません。細かい演出法則がありすぎて文字での解説は非常に難しいです。

(一旦隠れてもアイコンに近くなると告知が来やすくなります。パターンが豊富なので、正確な契機を見抜くには実際に打って挙動を確認し、慣れるしかないです。)

ただ、内部的に昇格を取っている場合は告知がなくても、ちょくちょくフィーナやピリカがアイコン昇格を煽ること多めです。そして、運悪く昇格演出が来なかった場合はその後の前兆やCZに当選したか否かを見て、総合的に『これは地図からの昇格だな...』などと判断する必要があります。

これらの理由もあって、設定判別時に弱レア役の数をカウントして赤アイコン昇格率を算出すると極端に低い数値が並ぶ可能性があります。そのため、どちらかといえば『弱レア役からAPランク5以上に昇格したと思われる回数』を純粋に数える方が無難です。5,6なら2000~3000G以内に8割方この挙動が複数回カウントできると思います。
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50AP疑惑

(短編集にも取り上げたやつです。疑惑というにはあまりにも露骨・・・)

更にポイント。いわゆる50AP疑惑というやつです。
どういう疑惑かと言いますと、
『弱レア役から50APを獲得した際は、妙に赤アイコンへ昇格しやすい+倍速が来やすい』
というチェンクロ謎の挙動のこと。

弱レア役からのAP獲得には設定差があり、10,20,30,50の振り分けは高設定ほど優遇されます。特に50APは3倍の設定差があり、通常,倍速を問わず弱レア役からの50APが頻発すれば高設定に期待が持てます。

地図からの50AP
通常:1.54~4.57%  倍速:6.15~18.26%
弱チェリーからの50AP
通常:0.99~3.37%  倍速:3.19~12.81%

そして、なぜか獲得APが増えるにつれて赤アイコンへの昇格+倍速当選率が上がっている...ような気がするのです。というか上がってます。
勿論先にも書いたアイコンに近づくことによる告知頻度アップと50AP獲得が噛み合った結果も入っているはずなのですが、あまりにも50AP獲得時のAPランク昇格率が高すぎるため、本当は獲得APごとに段階的に昇格率に差があり、上に書いた昇格率が実は合算なんじゃね・・・?説が僕らチェンクロ好きの間では定説となっています。詳細はわからないけどね。

また、50APでの昇格頻度は高設定の方が優遇されている・・・気がします。
もっと言うと前兆中に50APを取るとCZランクの昇格も優遇されている気がします。一生解析も出ないブラックボックスなので、あくまでも参考程度に押さえておいてください。

ようは、高設定かも?という台で弱レア役から50APを獲得したら赤アイコンへの昇格に期待を持って良い、ってことです。もっというと倍速中の弱レア役はAPランク昇格の高確率になっている説も当然考えられます。ひたすらに謎。
無駄に複雑だから説明が難しいぞい・・・。

また、チェンクロは強レア役からのCZ当選率には一切設定差がありません。そのため、強レア役からCZに当て続けたからと言って高設定ではありません。大切なのは弱レア役からの赤アイコン+CZです。

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リプレイからのAPランク昇格と義勇軍ボーナス

(何も引いていないのに突然赤!!になればリプレイ昇格濃厚です)

これも超重要事項です。
弱レア役とリプレイからのAPランク昇格を見抜けるようになることがチェンクロ設定判別の半分を占めると言っても過言ではありません。解析を交えて説明していきましょう。

チェンクロのリプレイは全設定共通で1/9.88。
リプレイでの昇格の特徴は以下の通り

必ずAPランク6 or 8(CZ or 義勇軍ボーナス確定)に昇格する
・昇格時の8分の1でAPランク8=義勇軍ボーナス確定
・昇格率は弱レア役の3段階と異なり、設定1、設定2,3、設定4,5、設定6の4段階
・実質的な奇偶差(でも奇偶判別には使えない)
・告知された場合は!!が多い
・その都合もあって前兆は精霊島スタートが多め
・告知されない場合も多い。その際は前兆から判断するしかない。
・前兆で挑戦者の洞窟が選択されればほぼ義勇軍ボーナス(設定差のある部分はほぼコレ)

チェンクロの設定差はほぼ弱レア役からの昇格とリプレイからの昇格で構成されると言って問題はないでしょう。
このリプレイからの昇格は演出上で非常にわかりにくいため、誤解も多い部分です。

まず、リプレイからの昇格は告知されればほぼ赤!!が選択されます。ただ、たまに黄アイコン緑!赤!も選択され、それぞれ前兆や他に引いたレア役との絡みを見る必要があります。
また、全く関係ない『元々青以上のアイコンだったものをリプレイ時に告知した』だけの場合を「リプレイからの昇格きた!」と勘違いしている人もいます。その場合、CZ非当選ならリプレイ昇格を完全に否定するので覚えておいてください。

そして最大の問題点。リプレイからの昇格は告知されないパターンが比較的多いということです。
この場合、リプレイ後にフィーナが一瞬煽るもののその後何もなく白アイコンのままで、到達時に急に前兆が始まるパターンや、そもそも煽りが一切入らないまま白から急に前兆が始まり精霊島スタートにすっ飛んでCZ or 挑戦者の洞窟から義勇軍ボーナス、などが起こります。知らない人はAPランク1の0.39%を引いたと思いがちですが、実際はリプレイから昇格していたんじゃね?と見抜く必要があります。
何故なら1~6で物凄い設定差があるからです。以下数値。

リプレイからのAPランク昇格率
設定1:0.96%  設定2,3:1.33%  設定4,5:2.65%  設定6:3.50%

1と6で3.5倍近い設定差があります。実質的に1:約1000分の1 6:約300分の1でリプレイからのCZ当選が来るわけです。その上、リプレイからのCZは8分の1が義勇軍ボーナスとなるため実質的にはこれがボーナス設定差のメインとなります(勿論弱レア役からのAPランク8などにも差はあります)。

(リプレイ昇格から挑戦者の洞窟はほぼボナです。ボナ設定差のメインはココ。)

また、義勇軍ボーナスの各設定ごとの数値がコチラ。

設定1:1/4817.68
設定2:1/3929.40
設定3:1/3469.19
設定4:1/2125.92
設定5:1/1975.86
設定6:1/1605.41

1と6で3倍近い設定差があります。ええ、そうです。ほぼリプレイの差と変わりません。
義勇軍ボーナスは最上位のCZ(CZランク5)となり、様々な要素の複合で出現することが殆どです。具体的に言えばレア役からAPランクでCZ当選+CZランク(周期ランク)+前兆中の昇格ランクの合計が5以上=義勇軍ボーナス出現といった具合。
APランク6以下は基本的にランク4(確定CZ)までしか出現しませんが、これらの複合要素で義勇軍ボーナスが出現します。

そんでもって最重要勘違い要素。
義勇軍ボーナスの差は
・リプレイからの昇格
・弱レア役からのAPランク8昇格率
・APスロット中のリプレイ、弱レア役でのCZランク
・前兆中の昇格
が理由で発生しており、強レア役からの義勇軍ボーナス(0.39%)は一切設定差がありません。割と間違ってる人も多いので注意。あと2個先アイコン到達時の特殊抽選もボーナス飛んでくるけど設定差はないので無視。

そして、さらには前兆中のレア役 or リプレイでの昇格抽選率がコチラ。基本的には昇格ランクは+1。

地図
設定1,2:3.13%  設定3,4:9.38%  設定5,6:15.63%
弱チェリー
設定1,2:2.42%  設定3,4:7.27%  設定5,6:12.12%
リプレイ(1/8でCZランク+5=義勇軍ボーナス)
設定1:0.96%  設定2,3:1.33%  設定4,5:2.65%  設定6:3.50%
強レア役
全設定共通:20.31%

昇格したかどうかを見抜くのは難しいので、どちらかと言えば『引いたのに昇格しなかった』サンプルを参考程度に集めるのが吉。

このリプレイからの昇格が曲者で、本前兆中にこの+5抽選に引っかかると問答無用で義勇軍ボーナスが飛んできます。滅多にないですが、弱い前兆からいきなりボーナスが飛んできた場合はリプレイからの昇格かも?とメモだけしておいてください。

(ボナはボナでも設定差のあるボナを見抜いてカウントすることが大切)

また、チェンクロに詳しい方なら『なぜCZランク+5の抽選が必要なのか?本前兆中しか昇格抽選をしないならCZランク+4でいいのでは?』と思われるかもしれません。

実は333AP後の宝箱からの前兆中はCZランク0(黒の軍勢襲来)の本前兆扱いとなっており、あの間のレア役やリプレイは昇格抽選に回されます。そこでCZランクを獲得した場合は黒の軍勢襲来最終Gに告知 or 途中でCZに当選した場合は足されます。このおかげで前兆中のCZランク+5が存在しているわけですね。

ただ、このCZランク(周期ランク)によるCZ昇格は解析の説明と実践値に乖離がありまして、僕は合算派です。割とどうでもいいことなので、この話がわかる方だけは「なるほどな~」と思っておいてね。これらはAPスロットでのCZランク振り分けにも関連します。
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終了画面による奇偶 & 高設定示唆


こちらも非常に重要、かつ強力です。
チェンクロはAT1セットごとに終了画面が出ます。その際、一人画面と複数人画面があり、一人画面は奇数示唆複数人画面は偶数示唆となります。

また、その画面にも優越があり、

一人画面(奇数示唆):ダスティ<リリス<ヨシツグ<シュザ
複数人画面(偶数示唆):ロロ & キキ<アルドラ & ヴォルグ<ヴェルナー & カティア<トウカ & ハルアキ<アラム & ユーリ

となっています。特にアラム & ユーリ画面は設定6での出現率が優遇されており、かつ出現時はほぼ設定2以上濃厚です(1でもごく稀に出ますが)。体感、6だと10回に1回ぐらいはアラム & ユーリが出る印象。

シュザ画面は設定5で大幅に優遇されているらしいですが、普通に1でも出るのでホールだと設定1確定画面と揶揄される始末・・・悲しいなあ。

そして、この画面の出現比率ですが、大体2:1(2が示唆側)の比率で出ます。そして、結構あてになります(20回サンプルでの信頼度は体感8割ぐらい)。
特に設定6だとヴェルナー画面以上が頻繁に出現し、456だとポツポツ アラム & ユーリ画面が出ます。ただ、アラム & ユーリは設定2でも一日に1回ぐらいは普通に出るので、総合的な判断が必要です。
また、あくまでも2:1ぐらいに寄りやすいだけであって、10回程度だと普通に逆方向に偏ります。
この間設定3で奇数示唆2、偶数示唆9になったこともあり。あくまでも示唆は示唆でしかないので、一定の信用は置きつつも盲信しすぎないようにするのが肝要です。

何より大きいのは、このサンプルはAT中に取れるということ。
APランクの昇格は通常時でしかサンプルを取れず、しかも弱レア役からは低中高の3段階でしか判別できないため設定を完全には絞り込めません。リプレイからの昇格も実質的な奇偶差はあるものの昇格率の現実的な判別は不可能。
そして、それだけ通常時を回しているということは収支的にマイナスの可能性が非常に高い。
となれば最終的に設定を絞り込む場面においてこのAT終了画面の振り分けは大きな武器となるのです。

(ちょいちょい裏切られますが、なんだかんだ奇偶はアテになります。シュザとアラムユーリは一度出ればOKではなく、何回出たかが重要。)

この台はAT中に一切設定差がないため、ATが伸びてしまうと低中高の設定判別が進みません。しかし、勝つためには設定不問のATが伸びて貰わないと困るのも事実。
『奇偶+ザックリした高低』をAT中に判別しつつ出玉を確保、運よくトロフィーが見れれば儲けもん!と思いながら、展開に応じて段階的に設定を絞っていく。そんな戦い方をしていく必要があります。

ただ、慣れてくると推理ものみたいで結構楽しいんだコレが。全然犯人当てられねえけどな!(なお3000Gでの正答率が通算20%ぐらい。惑わされすぎや...)

こういう最後まで考えながら設定判別をして、閉店前にトロフィーでの答え合わせができる機種が人気出て欲しいですホント。自力での設定判別ってスロットの醍醐味だってのに、最近確定系が多すぎておろそかにされ過ぎと違います・・・? なんだかなぁと思うよ。
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APスロットでのAPランク、CZランクと333AP

(いつもの。勘違いしている人が多いですが、設定差はほぼないです。)

これも誤解が多い要素なので、設定判別にそこまで役立たないけどあえて入れました。
チェンクロでCZやAT後に入るAPスロット。内部的には通常区間から有利区間に移行するGにあたり、成立役と設定に応じて33,111,222,333でのAPランクと、その周期でのCZランクが決定されます。

どう見ても設定差のありそうなこのAPスロット・・・なんとほぼ設定差はありません
特にメイン契機である押し順ベル(or こぼし)には一切の設定差がなく全設定共通。APランクもCZランクも振り分けは同じ。CZランクに至っては絶対に0固定です。
6でも平気で白白白が出まくります。そして、レア役の昇格を引けなきゃ普通に333APまで行きます。逆に強レア役で高ランクを引ければ1でも333行く前にCZ当たりまくります。結局は道中での昇格がメインなのでAPスロットはおまけ。そういう台です。

また、誤解が多いのですが333APでもAPランクでのCZ抽選はきちんと行われます。APアイコンをスルーするたびにCZランク(周期ランク)の昇格抽選が行われ、宝箱の色で示唆されるのですが、222~333AP間に強レア役や弱レア役でのAPランク昇格を取っていると木箱でも発展して前兆からCZが飛んできます。その場合はCZランクかAPランクかどっちで取ったかは完全に判別できませんが、弱レア役からの50AP等かつ木箱からのCZなら△で『弱レア役昇格かも?』とメモしておくのも有りかと。

そして、APスロット上の色が最初は白でも内部的にAPランク3以上で、後から告知を入れる場合があります。元からAPランク5以上、つまり赤アイコン以上の可能性も一応あり、その場合は弱レア役やリプレイから上がったかどうかすら判断ができません。ただ、なにも引かずに緑や赤アイコンになり、CZに当選しなかった場合は元から緑 or 赤アイコンだったと判断して設定判別要素に含めないよう注意が必要です。稀にあります。

この辺は前兆シナリオを把握するとより正確に判別できるようになるのですが、説明が大変すぎるので割愛します。解析とにらめっこして経験値を積んでもらうしかないです。

そして、ベルではAPスロット中のAPランクに設定差が全くないと書きましたが、リプレイ or 弱レア役ではごくわずかな設定差があります。
APランクの方は誤差レベルで全く気を付ける必要はありませんが、CZランク(周期ランク)の方には特徴的な設定差があるので注目しておきましょう。

APスロット中  CZランク決定抽選

リプレイ(漏れた場合はランク0)
CZランク5・・・設定1:0.96%  設定2,3:1.33%  設定4,5:2.65%  設定6:3.50%
地図時のCZランク4以上(ランク3以下は誤差なので割愛)
設定1,2:3.88%  設定3,4:10.1%  設定5,6:16.3%
弱チェリー時のCZランク4以上(ランク3以下は誤差なので割愛)
設定1,2:3.2%  設定3,4:8.0%  設定5,6:12.8%

これらの抽選に通ると、その周期で義勇軍ボーナスが出てきやすくなります
そのため、APスロットでリプレイ or 弱レア役を引いた際に、その周期で宝箱が赤くなると義勇軍ボーナスの期待大+高設定の可能性UP!

6を打ってると
APスロットでリプレイ→途中で赤宝箱→CZ当選から義勇軍ボーナス
といった挙動がたまーに見れます。この辺も配信のアーカイブで残ってるので動画で見せられれば簡単なのですが、動画制作はもうしないと決めたので・・・ご了承を。

もっと細かい解説を入れてもいいですけども、文字では限界があるのでこの辺にします。最悪配信中に確認 or 質問してくださいまし。

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弱レア役からの倍速当選率


チェンクロ設定判別においてサイトなどで割と重要な要素扱いされている倍速当選率ですが、ぶっちゃけ相当打ち込まないとサンプルが取りづらいのであんま意味ないです。50AP疑惑との絡みもありますし。

一応設定差をザックリ書くと

地図からの倍速当選率
設定1,2:33.4%  設定3,4:37.7%  設定5,6:41.99%
弱チェリーからの倍速当選率
設定1,2:10.05%  設定3,4:14.52%  設定5,6:18.99%

こんな感じで割と差があります。ただ、獲得APとの関係や『表面上倍速を告知しないパターン(前兆中など)』、『倍速中の弱レア役で倍速加算抽選を通したかどうか』などなど多数ある要素から当選したか否かをキッチリ判断し、かつ割合を算出するのは非常に困難なのであくまでも気休め程度に取るのがオススメです。

ただ、一度設定が読めない時に『妙に倍速当たってる+奇数示唆出てるから5』としたら正解だったことがあります。差枚は余裕で負けてましたし、CZ当選率も3~4の中間ぐらいでした。そういう意味では、最後の詰めだったり、APランク昇格の挙動は微妙だけど続行する根拠として使うぐらいだったらアリだと思います。でも、その程度です。
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まとめ

やたらと長くなりましたがザックリまとめちゃいましょう。

・パチスロ  チェインクロニクルの設定判別は非常に難しい
・1~6の違いはCZ初当たり確率のみ出玉面に一切設定差がないので、1でも勝つし6でも負ける。大事なのは人間設定。ED or 2000枚到達率は初当たりの約5%

・チェンクロの設定判別には2パートあり、通常時は低中高の3段階を判別し、AT中に奇偶と高低の示唆、サミートロフィーによる確定で情報を集める

最も重要な要素は弱レア役からのAPランク昇格地図なら必ず内部赤以上、弱チェでも赤以上の場合をカウント。緑以下のままだったり告知をしない場合もあるので、演出や挙動から最終的に判断する必要あり。50AP獲得時は要注目。昇格率ではなく純粋な昇格回数をメモする

・次に重要なのはリプレイからのAPランク昇格。基本的には赤!!に昇格する。8分の1で義勇軍ボーナスが飛んでくるので、リプレイ昇格からの挑戦者の洞窟はほぼ義勇軍ボーナス(ココが設定差大の部分)。告知をしない場合が割と多いので、コチラも演出等から総合的に判断しカウントする。コチラも純粋な回数をカウントする方が吉。

強レア役からのCZや義勇軍ボーナスには設定差なし。ただし、勝敗には直結するので収支的には大事。

・AT中の終了画面には一人画面複数人画面があり、一人:奇 複数:偶に対応している。比率は大体2:1ぐらい。特にアラム & ユーリ画面は設定6で大幅優遇され、設定2以上濃厚かつ6なら一日打っていれば数回見れる。
・通常時が低中高の3段階判別ならば、AT中は奇偶と高低のそれぞれ2段階判別を行う。割と信頼できる要素であり、昇格と終了画面の二本柱がチェンクロ設定判別の基本。
・確定系のサミートロフィーは朝一と閉店前に出やすく、カンニング or 答え合わせとなるため大切なのは自力判別。最後まで考えさせられるので意外と楽しい。

APスロットはほぼ設定差なし。6でも白白白からの333AP到達が日常茶飯事。大事なのは道中のレア役での昇格。高ランクでも告知を持ち越す場合あり。
・ただし、APスロットでリプレイ or 弱レア役を引いた際に、その周期で義勇軍ボーナスが出てきたら高設定期待度UP!  途中で赤宝箱になる場合多め

・倍速は設定差があるもののサンプルが取りづらく、あくまでも参考や気休め程度に思っておく方が無難

ザックリまとめてもこれだけの量になるのがチェンクロ設定判別の難しさを物語っているかと。とにかく解析が複雑、かつ説明不足なのでほぼ全ての解析を把握した上で挙動を確認しなければ正確な判別が出来ません。経験値がものをいう台だと思います。

とはいえ、勝つか負けるかには設定はあまり関係なく、結局は打ち手のヒキ。SSRを4枚集めて、ED or 2000枚到達の約5%を如何に引けるかが一番大事です。そして、自力抽選ゆえに設定関係なくAT中が白熱します!

機械に定められた割通りにレバーをたたき続けるだけの作業台が多い6号機の中で、唯一旧基準のような『ヒキ勝負』が出来る設定6だと思います。もっと人気出て欲しいぜ・・・。

(台の設定6+人間設定6だとこんなグラフに。コレ×4を終日描き続ければ余裕で万枚。神台待ったなし! 後続の酷すぎる6号機を見るたびに、チェンクロはもっと再導入、再評価されても良いと思うんだ。冗談抜きで。)
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長くなりましたが、チェンクロ設定判別 徹底解説はこれにて終了です。もっと語るべき内容はありますが、上記の内容だけでも完全に理解できる人が少ないと思われるのでこの程度にとどめておきます。

6/6だったり、6月中旬に複数台導入を決めた某店など、設定の期待できる日とお店で是非チェンクロを楽しんであげてください。そして、万枚グラフをこの世に残してチェンクロ界隈も景気よくしてあげてください・・・6/6にホールへ行けない僕の代わりに、どうかよろしくお願いします。

色々思うことがありまして、当分スロットからは完全に距離を置くつもりでいます。その内、帰っては来ますが後回しにしていたモノを全て処理してからの予定。いつになるかはわかりませんが、いずれまたお会いしましょう。

長時間読んでくださってありがとうございました。
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チェン

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某ひげの紳士のお店がチェンクロを複数台導入すると聞き、「設定狙いで打とうと思うけど、チェンクロ自体は初打ち!」という方がいるやもしれません。そんな人向けの動画がコレだ!(手前味噌だけども)
折角なので設定判別だけではなくチェンクロの楽しみ方やゲーム性も知っていってね!上の動画を見ればチェンクロの楽しみ方の9割はわかるはず。

ちなみに上の二本をもって動画活動は終了したのでもう作りません。楽しんで頂ければ幸い。

じゃあの


コメント

  1. 素晴らしいです。
    チェンクロ大好きです。
    ありがとうございます。

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    返信
    1. こちらこそありがとうございます!
      今後とも長く遊んであげてください

      削除
  2. チェンクロファンです。詳しい解説とても感謝です。上から読んでいって...「50AP疑惑」→タイトル見えた瞬間爆笑��しました。

    返信削除

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